16.北の男船
作詞:大屋詩起
作曲:原譲二
疾風(かぜ)に煽(あお)られ みぞれが吹雪(ゆき)に
海もどうやら 時化模様
怒濤(なみ)の頭突きを 度胸で捌き
勇む船足 千島の沖へ
男勝負の
ア ドッコイ やん衆船さ
生きて行くには ここしかないと
意地をぶちこむ 北漁場
可愛い娘と 女房の写真
守札(まもり)代わりに 晒に巻いて
網に追い込む
ア ドッコイ やん衆船さ
錆びたデッキに ぶつかるしぶき
漁師冥利(みょうり)の 波の華
風にはめたく 五色の旗が
夕陽背負って 湖路に映える
大漁土産の
ア ドッコイ やん衆船さ
|